ホーローについて
ホーローの使い方 レシピ集 お客様サポート
ほうろうの上手な使い方
(1)ホーローはガラス質ですから、ぶつけたり落としたりショックを与えないようご注意ください。
(2)金属タワシ、ミガキ砂などのご使用は表面を傷つけますので、ご使用にならないでください。
(3)こげついた時は、お湯などを入れてしばらくしてからスポンジタワシなどで落としてください。
ナイフなどのご使用はおやめください。
(4)空だきはしないでください。
空だきをしてしまった時は、水などをかけず、自然にさめるのをお待ちください。
(5)使用後は、よく洗ってから乾燥させてください。
(6)ストーブの上などにのせて長時間、沸騰することはお避けください。
(7)表示容量は満水容量ですから、煮こぼれしないように、この容量以下でご使用ください。
(8)強すぎる炎は取っ手が熱くなってしまいますから、炎の大きさにご注意ください。
(9)炒めもの、煎りもの料理にはご使用にならないでください。
頑固な焦げつきを落とすには
すこしの焦げつきなら、お湯にしばらく浸けておいてふやかし、中性洗剤をつけたスポンジたわしでこすれば落ちるものですが、頑固な焦げつきの場合には次の方法があります。
鍋に水を入れて沸騰させますと、底から水蒸気が泡となって焦げつきを底から浮かせて落ちやすくさせます。40℃くらいのぬるま湯に重曹を大さじ1杯ほど入れ、半日ほど置きますと効果を促進させます。電気ポット用の洗浄剤(界面活性剤)でも同様の効果があります。その後スポンジたわしで焦げつきをこすり落とします。
もう一つは、焦げついた鍋を日に晒す方法です。鍋を日にあて2~3日置きます。そうすると焦げつきはパリパリになり、簡単に洗い落とせます。
ケットルの内側に白い粉のようなものがふいてくることがあります
これは、ケットル内面を長時間洗わずに水を注ぎ足し、繰り返し使用していると、飲料水中に含まれる蒸発残留物(珪酸、酸化カルシウム、酸化マグネシウム)が濃縮され層をなして附着したものです。
この層が剥離してお湯を汚濁する原因となるのです。(これはホーローに限りません。アルミでもステンレスでも同様です)ですから、ケットル内部では、ご使用後毎回1回必ず洗ってください。お湯の汚濁を防ぎます。洗うときは中性洗剤とスポンジたわし等を使用し、スチールたわし、みがき粉等は使用しないでください。
また、ストーブ等の上に長時間のせて(蒸発皿の代わりに)使用するのはやめてください。
加熱調理後のホーロー内表面に虹色の光彩が見えますがこれは
調理加熱により、ホーローや水道水に含まれるシリカ(珪素=動物の歯のエナメル質)とアルカリ分が反応してホーロー表面に薄い被膜を形成することがあります。これがきらきらと虹色に見えるのです。
この被膜は人体には無害のみならず、ホーロー表面をよりいっそう強くする効果があります。
リング巻ホーロー製品のお手入れについて
製品(特にリング巻き部分)を長時間水の中に浸けておくことは避けてください。
製品端部を衝撃等から保護するために、ステンレスリングを巻いていますが、使用中などにリング内に水が入り、間からサビが出る場合があります。
使用後は、特にリング巻部は柔らかい布などで水気を拭きとり、よく乾燥させてから収納保管してください。ザビ(鉄サビ)が発生した場合は、できるだけ早めにスポンジたわし等で洗い落としてから水分を拭きとり、よく乾燥させてください。 |